先日新聞紙面に「自転車事故で4700万円の損害賠償、判決」とありました。
平成20年に起こった自転車と歩行者の接触事故でお年寄りがお亡くなりになられました。
最近は自転車の事故による損害賠償事案が多発しています。
それだけ自転車事故が急激に増加していることと、交通ルールを無視した運転が起因していると考えます。
このような時に使える保険が「個人賠償責任保険」です。
ではどんな時に役に立つのかご説明します。
私たちが日常生活の中で他人(いわゆる第三者)に対してけがをさせたり、人のモノを壊してしまったりして法律上の損害賠償義務を負うことがあります。
例えば
①マンションで洗濯機の排水ホースが外れて階下に水漏れをした。
②飼い犬が散歩中に通りかかった人に噛みついてケガをさせた。
③買い物に行った際誤って商品を落として壊してしまった。
④子供がおもちゃのバットを振り回して誤ってケガをさせた。
⑤自転車で駅に向かう途中、人にぶっかってケガをさせた、止まっている車にこすってキズをつけた。
⑥スノボをしていて人にケガをさせた。
⑦子供がキャッチボールをしていて人の家の窓ガラスを割ってしまった。
・・・・・挙げてみるときりがありませんが、こうして見ると、どれも身近にありそうなトラブルではないでしょうか。※①〜⑦は個人賠償責任保険の対象となります。
さて日本は欧米に比べて訴訟事案が少ない国です。
何でもかんでも訴えてやる!という事は少ないかも知れませんが、ここ数年こうした日常生活の事故があった場合に「慰謝料をよこせ!」などと普通にいう人が増えたように感じます。
最近はテレビなどで法律関係の番組もよく放送されています。
こうしたことに関する知識が一般の方でも高まったり関心を持たれているのではないでしょうか。
明日は「個人賠償責任保険」の中身についてお話します。
営業担当 浅野
個人賠償責任保険とは?