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保険ブログ
確定申告について③


確定申告をして、返ってくるお金のことを「還付金」といいます。
返ってくるというだけあって、
お給料の中から源泉徴収という形で
所得税をあらかじめ払っていないと帰ってきません。

サラリーマンなど会社勤めの方は
給与明細を見たら、所得税が天引きされていることは明らかなのですが、
バイトやパートの場合って不透明ですよね。
源泉徴収されているのかされていないのかハッキリさせたいですね!

なんと!
アルバイトやパートでも特別な場合でない限り
しっかり、ほとんど源泉徴収されています。
フリーライターの原稿料や芸能人のギャラからも
もれなく10%の税金が差し引かれます。

例えば、フリーライターで毎月10万円の原稿料を稼いでいたとすると、
所得税として10%源泉徴収されるので、
10万円の10%ということは毎月1万円払ったということ。
1年間で12万円支払ったという計算になります。

これ、1年分となると結構な金額になります。

あと…テレビなどで芸能人が「ギャラは3のゾロ目でヨロシク!」なんて
言ってるところ見たことありませんか?高額納税者とも言いますが。
3のゾロ目、すなわち333,333円がギャランティとすると
10%の税金が差し引かれるわけです。
33、333円が所得税として源泉徴収され、差し引いた30万円が手取りいう仕組み。
コレ、所得税の話だったんですね。

また、源泉徴収の対象になってしまうのはお給料だけじゃないのです。
株の配当金、退職金、利子での収入、原稿料や講演料などなど
ほとんどの収入から差し引かれています。知っていましたか?

これはあくまで仮払いなのをお忘れないように!
「控除」と「経費」と言うものを使って、本当の所得を出しましょう。
確定申告で清算しなければ、このままですよ!

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確定申告について②


前回の「確定申告について①」の続きです。
さて「確定申告って一体何?」という疑問をお持ちの方へ。

しかしながら、「税金」「確定申告」「源泉徴収」「税務署」
こんな言葉見るだけでヤル気がなくなりませんか?

実は、私もそうです・・・・・もう申告が終わりホッとしたところです。
出向いていく「税務署」って…気が重くなりますよね。

その上で「確定申告って何?」ということを
辞書的に説明されても、知ろうと思って調べてみても
その中にまた分からない言葉が出てきて
どうでもよくなってしまうというパターンにはまってしまいます。

それを踏まえて、
ここでは「具体的」に「分かりやすく」ということにだけ
重点を置いて、確定申告とは何か、どうすればいいのかを
一つ一つご紹介していきます。

ところで、税金として払ったお金が、戻ったらいいなと思いませんか?
いや、戻ってきたらいいという問題ではなく
戻してもらわなきゃ困りますよね?

これは「確定申告」をすることによって叶うかもしれません。
ではどのようなケースか詳しくご説明します。

会社勤めをしていると「確定申告」や「年末調整」は会社がしてくれるので、
3月ぐらいに突然お給料が上乗せになったりして
「臨時収入?ラッキー(^-^)かも知れん」なんて…私も実はそうでした。

これは月々に貰えるはずのお給料が戻ってきただけなんですね。

どういうことかと説明すると
月々のお給料には所得税というものが掛かるのですが
会社はお給料を出す前に、ご丁寧に所得税分を差し引いて
お給料を払ってくれているのです。

でも、この所得税、金額はアバウトで
「大体これぐらい貰う人は、年額でこの金額。(表があるのです)
  去年の金額参考にして、12(ヶ月)で割って、月額で所得税を納める」
というどんぶり勘定。
会社はこの金額を給与から差し引いて、代わりに納めてくれています。

これを「源泉徴収」といいます。

「へーそうなんだー親切! 」じゃなくて、
「え、そんな適当なの?!」って思いませんか?

でも、1年分の所得っていうのは、
1月1日から12月31日まで働いて初めてはっきりしますよね。
実は、本格的な所得税の計算はここからが本番です。
1年が終わったところで、
実際の所得金額から、本来の所得税額をはじき出します。

そうすると月々納めていた金額では大体払いすぎてるから、
差額がいくらか戻ってくるというものです。
これが「年末調整」と呼ばれるもので
会社勤めをしている場合は、ほとんどの場合会社におまかせです。
その証に、源泉徴収表っていう小さな紙を1枚くれます。

給与明細をよく見てみてください。
所得税がきちんと引かれています。
通帳の振り込み額だけ見てると、気がつかないですよ〜ご注意を!

次回はさらにさらに詳しくご説明します。

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